サメ肌はなぜザラザラ?小さなウロコは歯の仲間!向きと突起、泳ぐ抵抗の研究から、親子で水族館の写真と図鑑を一緒に見てみようねっっ!

この記事には広告・アフィリエイトリンクが含まれます。

水槽のサメを横から見ている場面を、思い浮かべてみて。
背中の表面は、遠くからだとなめらかに見えるかもしれない。

でも、言葉では「サメ肌」と呼ぶよね。
つるっとしているの?ざらざらしているの?

そのざらざらに関わるのが、楯鱗。読み方は「じゅんりん」で、サメやエイの仲間にある硬いウロコです。皮歯、つまり「ひし」という名前でも呼ばれ、歯と似た構造をしています。

皮膚の表面に、歯のような小さなウロコ!
大きな口の歯を見て終わる前に、体の表面にも目を向けたくなるねっ。

今回は、沖縄美ら海水族館の解説資料と、2024年に公表されたホホジロザメの楯鱗の研究から、形・向き・泳ぐときの抵抗を順に考えます。実際にサメへ触った体験や、家族との会話を作った記事ではありません。

水槽越しでは分からない小さな形もあるので、拡大写真と図鑑を合わせて見ていこう。見えなかった部分を、別の資料から追う楽しみ方です。

目次

皮膚に小さな歯?楯鱗と口の歯を、場所から分けてみよう

サメの歯と聞いて、まず思い浮かべるのは口の中でしょうか。
ずらりと並ぶ、とがった歯。体の表面にも歯のような物があると言われたら、ちょっと驚くよね。

ここでいう皮歯は、口で食べ物をかむ歯が、体へそのまま移動したという意味ではありません。皮膚を覆うウロコを、構造から理解するための名前です。

沖縄美ら海水族館の「海のふしぎ発見シート」の解説は、サメのウロコが硬くとがり、構造は歯と同じで、表面を硬いエナメル質が覆うことを紹介しています。

薄く平たいウロコを一枚ずつ想像していたら、この違いを見てみて。
サメの体を拡大すると、とがった形をもつ小さなウロコが並んでいます。

大事なのは、「魚なのにウロコがない」と決めてしまわないこと。普通の距離で見える形が、思い浮かべた魚のウロコと違うだけかもしれないからです。

写真を見るときは、口と体の表面を分けて探すのがおすすめです。口の中にある歯の写真なのか、皮膚を拡大した写真なのか。写っている場所が変われば、比べる対象も変わります。

たとえば、図鑑を開いて「歯」と「うろこ」の項目を行き来する案があります。片方で大きな歯の列を見て、もう片方で皮膚の小さな形を見る。同じサメでも、観察する場所を変えると、名前が似ていても役割や並び方まで同じとは言えないことが分かるよね。

親子で読むなら、最初から両方の形を全部覚えなくて大丈夫です。今日は、口の歯と皮膚のウロコは場所が違う、と分けるところから。

「皮歯」という言葉を見つけたら、写真のどこを指すのかへ戻ろう。難しい名前を先に暗記するより、形と場所を合わせたほうが、次に同じ言葉が出たときに追いやすくなります。

この記事で購入候補にしている『学研の図鑑LIVE エクストリーム サメ』は、実売ページの目次に「あごと歯」と「うろこ」があります。項目を見比べる入口として検討できますが、本全体を読んだ感想や、特定の写真の見やすさを保証する紹介ではありません。

歯とうろこの項目がある『学研の図鑑LIVE エクストリーム サメ』を楽天で確認する

楯鱗・皮歯の構造は沖縄美ら海水族館の解説シート、本の書誌は出版社の商品紹介を参照しています。

頭から尾、尾から頭。同じ表面でも向きが変わるんだね

ざらざらした表面なら、どちらへなでても同じ。
そう思いたくなるけれど、サメのウロコの向きにも目を向けてみよう。

美ら海水族館の解説シートには、オオメジロザメの皮歯の拡大写真があります。頭の側と尾ビレの側が示され、どちらへ小さな形が向いているかを追えます。

解説は、頭から尾ビレへ向かって触ると滑らかで、尾ビレから頭へ向かうとざらざらする形状だと説明しています。

ここで、実物へ手を伸ばす必要はありません。
まず資料の矢印を見て、方向を合わせよう。

同じ写真でも、頭がどちらにあるかを知らないと、右から左か左から右かの話に変わってしまうよね。写真が別の向きで載っていたら、左右も変わります。「右へ動かすと滑らか」とだけ覚えず、頭と尾を基準にします。

ノートへ描くなら、大きなサメの輪郭を先に一つ。それから頭の側、尾の側を書き、小さなウロコの形を添える案が使えます。これは向きを考えるための簡単な模式図で、電子顕微鏡写真と同じ精密な描写をするという意味ではありません。

その図で、頭から尾へ一本、逆向きにもう一本の矢印を描いてみる。ざらざらという感触の言葉が、体の方向と結び付きます。

うろこの形を一つだけ切り抜いた写真からは、先端や突起を見やすく、周りと一緒に並んだ写真からは向きや位置関係を追いやすくなります。一つを見て、周りを見る。写真を行ったり来たりすると、尖った形だけ見ていたところから、並び方にも目が向くねっ!

見ている写真のサメの種類も残しておこう。今回の解説シートの写真はオオメジロザメです。次にホホジロザメの研究資料を見たときに、最初の写真と同じ種類の同じ場所を比べていると思い込まないためです。

「頭と尾はどちら?」
「この拡大写真は何というサメ?」

写真の説明へその二つを戻すだけで、見方が一段具体的になるよ。資料の触り方の説明を、施設で自由にサメへ触ってよいという案内に変えないことも合わせて覚えておこう。体験プログラムがある場合は、その場のスタッフの案内に従います。

サメの種類と体の向きを調べる図鑑候補を、ISBN9784052061035で楽天検索する

頭側・尾ビレ側の向きと触れたときの形状の説明は、公式解説シートの皮歯の写真に基づきます。

なぜ表皮を17箇所も調べるの?大きな体の中の小さな違いを追う

一枚の拡大写真を見て、「サメ肌ってこういう形なんだ」と分かった気持ちになる。
でも、その写真は、体のどの場所でしょうか。

2024年8月に東京工業大学が公表した研究は、ホホジロザメの全身標本の17箇所から表皮を採り、X線CTで楯鱗の形状を詳しく計測したものです。

17という数字は、17匹を観察して平均したという紹介ではありません。発表が示しているのは、全身標本の体の中の採取箇所です。何を数えた数字かを、先に合わせて読もう。

体の先端からどれくらい離れているか、ウロコの突起の間隔がどうなっているか。研究では、そうした位置と小さな形を、泳ぐときの水の流れへつなげて考えています。

楯鱗には、中央の高い大きな突起と、その左右の小さい突起が組み合わさる形があります。拡大して見たときに注目するのは、とがった先端だけではなく、その表面にある突起の列なんだね。

サメの全身写真から、楯鱗を拡大した形へ。そして、その形の中の突起へ。
見る大きさが、順番に変わります。

これ、図鑑を読むときにも使える見方です。大きなサメの写真を見た後で小さな図が出てきたら、「さっきの体のどこを拡大したのかな」と戻ってみる。図だけを見て、形の名前を覚えるより、全身とのつながりを追えます。

説明用のメモを作るなら、三つの欄で十分。
全身のどこか。ウロコ一つの形はどうか。その上の突起はどうか。

精密な測定を家でまねる必要はありません。写真や図の説明にある情報を、その三つへ分けるためのメモです。分からない欄は空けて、あとで資料を探せばいいよ。

たとえば、ウロコの写真に全身の位置が書かれていなければ、位置を自分で決め足さない。先端と根元がはっきりしなければ、その部分は図で確認する。見えないところまで全部埋めてしまうより、次に知りたいことが残ります。

研究のX線CT計測と、普通の水槽写真での観察は、同じ細かさではありません。水槽で楯鱗の突起が見えなかったら、次は拡大した資料へ。全身写真のどこから小さな図へ移るかを、自分のメモに矢印でつないでおくと、後から見る資料も選びやすくなります。

サメの全身と体の特徴を行き来して読むための図鑑を楽天で見る

17箇所の採取、X線CT計測、突起の組み合わせは2024年の大学研究発表を参照しています。これは研究機関の発表に基づく説明で、筆者が標本を採取・計測した報告ではありません。

ざらざらなのに泳ぎに役立つ?突起の間隔と速さをつなぐ研究

表面に突起があるなら、水に引っかかりそう。
何もないつるつるの方が、ずっと泳ぎやすそうに見えるかもしれない。

ここで研究が考えたのは、突起があるかないかだけではなく、どの間隔で並び、どんな流れの中にあるかです。

2024年の発表では、楯鱗の突起の列をリブレットとして扱っています。リブレットは、ごく小さな突起が並ぶ表面の構造。突起の間隔や高さが、近くを流れる水の状態に対して適切な場合、流体の摩擦抵抗を減らすことがあります。

難しい言葉が出てきたけど、まずは「どんな細かな形も、付ければよい」という話ではない、と押さえてね。形と流れの組み合わせを見ているんです。

研究は、楯鱗の位置や突起間隔から、最も摩擦抵抗を減らす遊泳速度を計算する方法を考案しました。その計算では、隣り合う大小の突起の間隔が毎秒5〜7mの速度へ適し、大きな突起どうしの広い間隔が毎秒2〜3mへ適することが示されました。

ここでいったん、数字の意味を分けよう。
水槽のサメが今、毎秒7mで泳いでいた、という観測記録ではありません。

形と流れをモデルに置いて、「この間隔は、どの速さで抵抗を減らす条件へ合うか」を計算した結果です。左右の小突起と中央の大突起の組み合わせが、低速から高速まで広い範囲へ適応する可能性を示唆した研究として読むのがよいね。

発表には限界も書かれています。計算方法は実際のサメより単純で、サメの体は平らな板ではなく、楯鱗の配置にもばらつきがあります。複雑な形や流れの影響は、さらに実験やシミュレーションで明らかにする必要があるとされています。

だから、全てのサメが同じ速さで泳ぐ、どんな方向へ動いても必ず同じ効果がある、とまとめないようにしよう。

この研究でできた道筋は、小さな形を測り、その間隔から泳ぎの条件を考えること。形を詳しく見るだけでなく、「その形が、水の流れの中でどう働くか」へ問いが進んでいます。

大きなヒレだけを見ていたところから、皮膚の小さな突起へ。
同じサメの泳ぎを考えるのに、見る場所がこんなに広がるんだねっ!

本の解説や展示を読むときにも、「実際に測ったこと」と「形から考えたこと」のどちらかを見てみて。数字を丸暗記するより、その数字がどこから出たのかを追うと、研究の面白さへ進めます。

サメの体の基礎から調べる図鑑候補を楽天で確認する

計算の速度範囲、適応の可能性、単純化したモデルの限界は東京工業大学の2024年研究発表が出典です。紹介する図鑑に、この研究の計算や同じ図が掲載されていることまで確認したわけではありません。

次に水族館へ行くなら、見えたことと調べたことを並べて帰ろう

サメ肌の話を読んで、水槽へ行ったら、ウロコを一つ残らず見つけたくなる。
でも、今日は全身を追うところからでも大丈夫です。

泳いでいる体を横から見て、頭と尾の向きを合わせる。種類の名前を展示の説明で確認する。細かなウロコの写真や解説があれば、そこで小さな形を見てみる。

全身を見る場所と、資料を読む場所を行き来する見学です。

沖縄美ら海水族館の「サメ博士の部屋」の案内は、生きたサメの水槽と標本などの資料で、サメの姿を紹介しています。ただし、今回の解説シートにある皮歯の写真が、訪問日に同じ形で必ず展示されていると確認した案内ではありません。現地で見られる資料は、その日の展示とスタッフの説明に合わせよう。

見学後のメモなら、見たものと調べたものを二つに分ける方法がおすすめです。

自分の観察に残すこと 資料から調べたことに残すこと
展示に書かれていた種類の名前 その種類の楯鱗の拡大写真があるか
体のどちら側から見たか 写真の頭側・尾側の表示
表面の細かさまで見えたか 図や写真の拡大率・説明
その場で残った疑問 解説の出典と公表年

全部の欄へ答えを書こうとしなくていいよ。体の細部が見えなかったなら、そのまま「細部は分からなかった」と残す。あとで拡大写真を見たことを、水槽で自分が見たことへ移さないようにします。

家で調べ直す本の候補として紹介しているのが、アクアワールド茨城県大洗水族館監修の『学研の図鑑LIVE エクストリーム サメ』です。出版社は、約100種のサメや、体・生態を扱う図鑑として紹介しています。

目次には「うろこ」「サメの観察ポイント」もあるので、種類を探すだけでなく、体のどこを見るかを調べる入口にできます。買うなら、同じ「サメ」という短い名前の本を混ぜず、シリーズ名とISBN9784052061035を合わせてね。

この本を全ページ読んだレビューではないため、子供が必ず一人で読める、写真の細部を必ず見分けられる、といったことは決めていません。出版社のためし読みや手元で見られる見本があれば、文字と図の大きさを一緒に見て選ぶのがおすすめです。

楽天では新品・中古などの候補も並ぶため、販売状態を確認します。価格や在庫を固定せず、版、状態、届け先の条件を注文前に見てください。

ISBN9784052061035のサメ図鑑を、状態と販売条件も見ながら楽天で選ぶ

展示の基本案内はサメ博士の部屋、図鑑の監修・内容は学研出版サイト、目次は確認した楽天の商品ページを参照しています。

次に写真を開いたら、まず頭はどっち、尾はどっち。
それから、小さな形はどちらへ向いているかな。

大きなサメに、小さなウロコ。
見えないから終わりにせず、拡大した一枚へつないでみよう。ざらざらという一言の先に、まだ見てみたい形が残っているねっ!

  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

サメの種類や生態、サメにまつわる話題を、海の世界と一緒に紹介します。

目次